坂のプロフィール 地域・No. 東京・新宿区−45 東京・港区−60
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年5月25日
登録日 2010年5月25日
2013年03月04日 写真入替え

 

坂名 鮫河橋坂 (さめがはしざか) 別名
所在地 地図g  新宿区南元町と港区元赤坂2丁目の間
目印  JR四谷駅から 学習院初等科と赤坂御用地(東宮御所など)の間を通り,みなもと町公園前までの坂。道の南東(赤坂御用地)は 港区,北西側は新宿区。

 この坂道には標識はないが,坂の途中にある“みなもと町公園”の前に公園の由来を書いた説明板があって,そこに坂名が書かれている。

坂の特徴 坂の方向  北東に向って上り
長さ  200m
傾斜  緩やか(高低差12m,平均斜度3.4度)
形態  ほぼ直線
標識  坂下にあるみなみもと町公園に,次のような説明板が建っている。
     新宿区立みなみもと町公園
 みなみもと町公園一帯は,昔から低い土地で,ヨシなどの繁った池沼があり,周囲の大地からわきだす水をたたえ,東南の方向へ流れて鮫河となり,赤坂の溜池にそそいでいました。
 江戸時代になってからは水田となり,寛永年間に行われた江戸城の外堀工事の際に余った土で埋め立てられて,町になったといわれています。
 鮫河には橋が架かっていて,鮫河橋(さめがはし)と呼ばれていました。鮫河橋は「江戸名所図会」にもとりあげられて有名になったので,この付近一帯を鮫河橋と呼んだ時代があり,今でもみなみもと町公園前の坂に「鮫河橋坂」という名前を残しています。
由来 他  この付近は湧き水があって“鮫河”が流れ,“鮫河橋”が架かっていたため,現在の坂名になった。(説明板より)
命名時期  江戸時代
参考文献
写真 撮影日  2001年4月,2013年2月 撮影者  M.Ogawa

坂上より下を見る
坂上より下を見る
左は迎賓館
坂下より上を見る
坂下より上を見る
右は迎賓館
みなみもと町公園 説明板
“みなみもと町公園”説明板

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